交通安全ってなあに?
安心できる、危険に会わない為に、「止まって確かめる事」
交通安全教育の目的
1.交通事故の削減
子どもは本来ミスを犯すもの
決定的場面でミスを犯さないように導く教育が必要
2.交通社会人の育成
歩行者として道路デビューした幼児もやがて一人で道路に出る日が来ます
小学生の事故が起きる状況のワースト
どんな時?
@帰宅後 A休日 B下校中 登校中 夏休み
どんなところで?
@自宅から500m以内 A道幅5m前後 B信号の無い交差点
つまり、交通量の多い大きな交差点だから、事故が多いとは限らない。
かえって注意するから、危険だけれど事故は少ないのですね。
逆に家に近い生活道路は、慣れているという安心感から注意力も鈍りがちごく、
普段使っている慣れた道こそ、正しい交通ルール・マナーでの通行を身につける事が大事ですね。
一人で道路デビューする前の幼児期に親子で何度も一緒に通ってぜひ身につけたいものです。
注意すべき子どもの行動など
◆ 男の子の3人に一人は道路を渡る時に走って渡る
◆ 知識はあっても、行動は伴わない事が多い
◆ 信号の点滅は、もとへ戻ってくる
◆ 安全確認をするとき止まらないで、動きながらしている。
◆ 友達が渡っているのを見ると、一緒について渡ってしまう(自分の目で確認が必要)
考えさせる事によって、自ら気づく能力を育てる
子どもの交通安全指導3つの心がけ
1、ものさしを同じにする(目線を一緒にして)
2、2wayコミニュケーションをはかる (子どもの意見を聞く)
空間指示語(右、左など)は、子どもに間違って伝わりやすいから、注意!
小5くらいまでは、言葉が伝わりにくいことがある
(言葉の置き換え例 : 一時停止…いちどとまる
安全確認…あんぜんをたしかめるなど)
3、必ず、現場体験をする
言える=やれる にさせる
4つの指導ポイント
わたる → 歩く
↑ ↓
みる、きく ← 止まる
止まって確かめる事は、命を大切にする事
親子や園でのお散歩で、道路を渡る時のキーワード
"道路を渡る時私は必ず止まります"(止まるのが一番大事!)
渡る時に必ず言って止まるようにするのが効果的。毎日毎日、実際の経験の繰り返しで身についていく。
赤 行っちゃだめ
青 気をつけてすすむ
黄 もうすぐ赤だから止まってね
黄色の教え方が難しい、1、2歩踏み出した時なら、戻る?
途中まで行ったなら急いで渡る
子どもたちと一緒に考えるのも一考でしょう。
乗り物の音のクイズ
当たった後にこんなコメントを付け加えると効果的
踏み切り
カンカンってなったら、遮断機が下りて無くても止まろうね
バイク
遠くから近付いてくる音だね。この音が近付いてきたら、何かな?って気をつけてね
(周りの音にも気を配って、危険を察知できるように)
自転車のベル
この音がしたら、通りますよ、気をつけてくださいって言う意味だから
道の隅に避けて通してあげてね
トラック (バックの時のプープーという音)
トラックが後ろにさがりますっていう音だよ。迷惑になるから、近くで遊ばないようにしようね。
← Back